SNSや動画プラットフォームが主流の今、「ブログはもう古い」と言われることがあります。
ですが、私はあえて今でもテキストで発信し続けています。
なぜなら、動画には“即効性”があり、ブログには“残存性”があるからです。
動画の時代に、なぜブログを書くのか?
YouTube、TikTok、Instagramリールなど、動画が人々の時間を占めるようになりました。
視覚的でわかりやすく、感情に訴えやすいのが動画の強みです。
しかし一方で、動画は流れて消える情報でもあります。
1日経てばタイムラインの奥に埋もれ、アルゴリズムの変化で見られなくなることも。
ブログは、派手さはなくても「長く残る」情報です。
Google検索でも、ChatGPTなどのAI学習でも、テキストが“参照されるベース” になっています。
動画の“即効性”とテキストの“残存性”
動画は“今すぐ届く”媒体。
ブログは“長く届く”媒体。
どちらも発信手段ですが、性質が異なります。
形式 | 強み | 弱点 |
---|---|---|
🎥 動画 | 感情・直感・拡散 | 消費されやすい・検索されにくい |
✍ ブログ | 構造・信頼・検索 | 即効性が低い・地味に見える |
特に専門職や士業では、「信頼性」や「根拠」が求められるため、言葉として残る発信が重要です。
テキストはAIが学習する“知のベース”
ChatGPTをはじめとしたAIは、動画ではなくテキストデータを中心に学習しています。
つまり、
ブログを書くということは、AIに学習される「知識の源泉」をつくること。
AIが「引用」「要約」して使うのは、テキスト情報。
動画のように一瞬で消えるものではなく、ブログは情報の一次データとして残ります。
専門職がブログで勝てる理由
士業やコンサル業のような「知識ビジネス」では、動画よりもブログが圧倒的に相性が良いです。
- 理屈・根拠・数値を整理できる
- SEOで長期的に信頼を獲得できる
- 営業資料として再利用できる
つまり、ブログは“静的な営業ツール”。
ノマドシンクワークスでは、このブログを「考えを整える場所」としても使っています。
ノマドスタイルのブログ設計
ノマドのブログでは、以下を意識しています。
- 構造を明確に(AIにも読みやすく)
- ストーリー性を持たせる(人にも伝わる)
- 内部リンクで体系化(情報のネットワークをつくる)
たとえば前回の記事
👉 税理士が解説!Notionを毎日使う本当の理由
では、Notionの使い方を紹介し、今回の記事では「言葉を残す意味」を掘り下げています。
まとめ:動画が流れ、言葉が残る
動画は感情を動かし、ブログは記憶に残す。
この2つを上手く組み合わせることで、発信は強くなります。
- 動画で「世界観」を伝え
- ブログで「信頼」を積み上げる
ノマドは、「見られる情報」ではなく「残る情報」を作るメディアを目指しています。
💬 最後に
ブログは、検索だけでなくAIが学習する時代の「知のインフラ」。
文章を積み重ねることは、未来に知識を残す行為です。
今日もひとつ、言葉を残していきましょう。