独立して間もない頃、私は「弥生会計」にデータを取り込むためのExcelテンプレートを作りました。
あれから10年。
驚くことにそのテンプレートは、いまだに現場で現役として活躍しています。
初期設計:当時の自分が組んだ構造
仕訳帳とインポート形式を切り分け、段階的に変換できる構造にしたことで、入力ミスや整形エラーが格段に減りました。
私自身が使いやすく、他の人に渡しても迷わない。
そんな設計を意識していました。
今でも通用する理由:設計思想が変わらなかった
- 入力はシンプルに:取引日、金額、摘要を自然に記載できる
- 処理は段階的に:「入力→整形→出力」をはっきり分けた構造
- 見やすさ重視:人が確認・修正しやすいシート設計
- 属人化しない:自分以外でも運用できる前提
ノマド流アップグレード計画
今後は、Power QueryやVBAを使ったアップグレードを進めていく予定です。
自動化や出力支援機能を追加して、より再現性の高いテンプレートにしていきます。
ただし、「人が使いやすい設計」という芯はブレずに。
まとめ:変わらぬ思想が道具を活かす
最新ツールが登場しても、現場で本当に使える道具は「壊れない設計」でできています。
10年前の自分が仕込んだその思想こそ、今の業務効率化を支えてくれているのだと、改めて実感しています。
ノマドシンクワークスでは、時代に流されない“芯のある仕組み”を作り続けていきます。